兵庫県千種町

2015年08月18


兵庫100山に戻る

    標高差:613m
累積標高差:649m
Road Map :千種川沿いの県道72号線を北上し、河内集落から更に北上し、三室高原に至る。
Route Map:林道途中の登山者用駐車場から山頂を往復する。
兵庫100山』 14年振りに登ったが殆んど何も覚えていなく、初めて登る山の様だった。
縦走用の45L+5Lのザックを新しく買ったのであるが、余りにも安いザックなので、機能に不備がないか心配になり、7kgの荷物を充填して実際に山を歩いて試してみることにした。 なので山はどこでも良かったのであるが、久し振りの ”三室山”に行くことにした。 元々山道具に金を使うのは大嫌いな
性格なので、カムエクのテント泊は1,980円の2人用ドームテント、今回の50Lザックはストックの
おまけ付きで4,980円で買ったものである。 テントも中型ザックも使いたくないのでこれで充分だ。
登り:1時間33分(道路歩き24分を含む)
下り:1時間36分
コースタイム:3時間28分
(休息時間19分含む)
三室山
  前回登ったのは14年前と言えど、殆んど何も覚えておらず、初めて登る山の感じだった。 前回は山頂には背の高いササが茂り展望を邪魔していたが、今回は綺麗に刈り払いされており360°展望が得られた。
体力低下?
  15年前には1時間で登れたのに、今回は調子が悪い訳でも無く、
1時間30分も掛かってしまった。 これが加齢による体力の低下なのだろうか?  これからの山歩きに心配になって来る。
兵庫100山のGBが兵庫50山だった頃、兵庫50山は氷ノ山を含めて全て
1時間で登ることが出来ると豪語していたが、これで兵庫50山の大半が
1時間で登ることが出来ないだろう。 とのことになってしまった。
三室の滝(燗鍋滝)
  三室高原入口にある ”三室の滝”正式名燗鍋滝(かなべたき)を再度見学に行く。 これは”日本の滝百選”にアップしました。
〔026〕三室山 (1,358m)
みむろやま
三室高原へ向う途中の県道から見た、手前 ”竹呂山”、奥”三室山”
毎回同じ場所から写真を撮っている。
三室高原に入って道路に立っていた大きな道標。
林道途中の登山者用駐車場に車を停める。 他に2組のハイカーが来ていたが、もっと下の駐車場に車止めており、下山を済ませていた。
日陰に車を停めたつもりであったが、下山時には日当たりになってし
まっていた。
駐車場横には登山口を示す道標があったが、やはり ”宍粟50名山”
表示が気に食わない。 道標設置には感謝している。 駐車場からも
林道は続いているが尖がり石が多くタイヤのバーストが恐いので車で
車を乗り入れるハイカーは殆んど居なかった。
旧林道の最初の部分に尖がり石が多い。
旧林道は最初の荒れた箇所を過ぎると車で充分走れる綺麗な道となる。
旧林道の終点、登山口まで1台の車が上がって来ていた。
この運転手とは山中で会うことは無かった。 何しに来たの?
旧林道歩き13分にて登山口に着く。
俺は兵庫100山に来たのであって宍粟の山に来たつもりはない。
立派な道標から ”宍粟50名山”の文字を消して欲しい。
”山頂まで70分”は14年前に見た表示板と同じではないか。
14年前は駐車場から1時間で登っているので、70分の表示
は甘いと思ったが、年齢を重ねた俺の思いの方が甘かった。
登山口から直ぐの場所に分岐があり、新しく ”植林コース”なるものが出来ている様だった。 コース名通りなら如何にも詰まらなさそうであるので、従来通りの ”谷川コース”を選ぶ。
右側からの沢音を聞きながら、兵庫の山に在りがちな
退屈な道を緩やかに登って行く。 楽チンな道ではある。
右岸から左岸に渡る丸木橋は朽ちて滑り易く、メチャクチャ気を使った。これなら沢を渡渉した方が楽チンだ。
左岸歩きは沢沿いの道となり雰囲気は良いのであるが、肝心の沢が
余り綺麗くはなかった。 それは曇り空の天気のせいもあると思う。
次ぎに右岸に渡渉すると、沢から判れて斜面に取り付く様になる。
渡渉地点の上部にあった大きな岩。 割れたのかどうかは判らないが
割れ面同士がぴったりあっているのが素晴らしい。
前回、'01年09月に登った時には相棒がこの道を飛ばしに飛ばしたので
付いて行くだけで必死だったのを覚えている。 なので前回は1時間で
登れたのだった。
斜面に大きなジグを切った登山道となり、緩い勾配で登り続けて行く。
この看板は2つ目。 休憩場所がある訳ではない。
登山道を塞ぐ様な大きな岩が出て来たが、ここだけだった。
登山口の70分にも落書きで?マークが追記されていたが、
30分では無理、のマークなのだろうか?
どでかい岩が出て来た。 ここまでも過去の記憶は殆んど
残っていないが、この岩の記憶もまったく残っていない。
周辺を少し散策したが、庭園感はまったく無しだった。
適当な名付けは止めた方が良いかと思います。
1時間09分にて ”大岩庭園”の表示板がある地点に着いた。
付近には大きな岩が点在しているが、庭園と言う程の上品さは
まったくなかった。
”大岩庭園”からは背丈の高いササ原を抜けて行く。
手掛かり足掛かりの無い大岩を越えて行く。
くさり場には迂回路もあったが、合えて重いザックを背負ってくさり場を登ってみる。
傾斜のきつい登りとなる。この上部がくさり場となる。
山頂部分はフラットで背の高いササ原の嫌な道になる。
山頂手前の登山道はササの刈り払いがされていた。
今回の主役、新調した50Lのザック。 背中換気用のメッシュ下部が腰に当るのでタオルを挟んだ後は何の問題も無かった。 但し、たった1時間半の歩きなので、縦走となると色々問題が出て来そうだ。 安物買いの銭失いになるのか?
1時間33分にて ”三室山”(1,358m)に着く。 1時間で着くと思っていたのに自分の体力にがっかりだ。 午前中は晴れていたが、天気予報通りにすっかり雲ってしまった。 夕刻には雨が降るとのことなので直ぐに下山しようと思ったが、今回は悪い展望を眺めながらおやつ休憩をしてしまった。
天気悪く見通しの悪い中、一応周辺の山は見えている。 見えてはいるがまったく魅力無い展望であった。
山頂から北方向には ”氷ノ山”が望めたが、山頂にはガスが乗ってしまっていた。
山頂から北西方向には鳥取県側の山が見えたが、どれにも登ったことが無く登る予定も無い。
手前のハゲ山は ”大通峠”への下山尾根なのか?  山頂付近を見たが夏道はない様だ。
下山途中の小さな芝生広場から南西方向の ”後山”からの山々を見る。
同じく小さな芝生広場から南方向の千種川沿いの集落を見る。
”大岩庭園”に戻って来る。
くさり場は迂回路を通るが、迂回路とて急峻だった。
沢に出る前に苔生した箇所があり、こちらの方がほっぽど庭園らしい。
退屈なだけのジグの切った斜面に戻って来る。
沢と平行した穏やかな歩き易い道を下って行く。
雰囲気の良い沢沿い道に戻って来る。
後から考えてみるとヒルとの遭遇はなかった。
林道沿いの沢は綺麗とは言えないが沢音が耳に心地良い。
1時間25分にて登山口、旧林道終点に戻る。
登り時に停めてあった車は居なくなっていた。
下山1時間36分にて駐車場に帰ってくる。登りより下山の方が時間が掛かっている。これは問題だ。日陰に停めた車は日なたになってしまっていた。駐車の作戦は大失敗。登山口に停めてあった車が駐車場に移動していたが運転手は見当たらなかった。再度、何しに来ているの?